暑い夏、見た目から涼しくなれる和菓子はいかがでしょう。和菓子は、四季折々のすばらしさを表現してくれる日本古来のもの。夏には「涼」を感じさせてくれる和菓子の新作も、たくさん生まれます。
和菓子や宇治抹茶をいただくなら、やっぱり京都を訪れたいもの。京都ならではのティータイムを楽しみましょう。このコラムでは、夏に京都で食べたい和菓子のお店を厳選してご紹介します。
美術館で和菓子をいただく「ENFUSE」
こちらは現在京都市京セラ美術館コレクショルームで開催中の「幻想の系譜―西洋版画コレクションと近代京都の洋画」に展示中の北脇昇『眠られる夜のために』コラボ和菓子です。展示中カフェENFUSEにてお召し上がり頂けます。透明とシュルレアリスム好きな人は是非。https://t.co/oQL26e0qUF pic.twitter.com/J227pVeWkR
— 金谷亘 (和菓子職人) (@kanaya_masahiro) July 19, 2022
京都京セラ美術館にあるカフェ「ENFUSE」。こちらでいただけるのは、美術館のコレクションや特別展などをモチーフに作られる、まるで芸術品のような和菓子です。展示品で感じたものが、和菓子の姿や味に表現されていて、驚き!数量限定のため、開館時間にあわせて訪れるのがオススメです。
カフェにはピクニックプランもあり、美術館敷地内や岡崎エリアにお弁当やドリンクを持っていくのもOK!天気のいい日に楽しみたいですね。(要予約)
【詳細情報】
ENFUSE(エンフューズ)|公式サイト
住所:京都市左京区岡崎円勝寺町124(GoogleMap)
アクセス:「東山」駅から徒歩10分
営業時間:10:30~19:00
定休日:月曜日・祝日・年末年始
遊び心のある和菓子「茶寮 SENTAMA」
京都お散歩日記
— 戻橋 modoribashi (@modoribashi237) June 10, 2022
戻橋からも歩いて行ける
老舗和菓子店
千本玉壽軒さんが
手がける【茶寮SENTAMA】さんへ
お抹茶の器を好きなものを選ぶことが
できて、ほっこりできますpic.twitter.com/RbDrBwesvU
職人さんが和菓子を目の前で作ってくれる「SENTAMA」。丁寧なお仕事ぶりに、じっと見入ってしまいます。季節限定メニューからは遊び心が感じられ、そのときにしか味わえない和菓子に、何度でも通いたくなってしまうお店です。夏の人気メニューのひとつは、かき氷。葛入り餡はとろみがあり、ほかでは味わえないおいしさです。
【詳細情報】
SENTAMA(せんたま)|公式Instagram
住所:京都市上京区上善寺町93(GoogleMap)
アクセス:「千本今出川」バス停から徒歩2分
営業時間:10:00~16:00
定休日:水曜日
京都 宇治抹茶問屋のカフェ「祇園 北川半兵衛」
祇園 北川半兵衛 抹茶のお菓子盛り
— まぼ@日本の魅力を伝える (@m_mabo10) July 16, 2022
最高級抹茶で作られたお菓子、綺麗で濃厚で美味しかったです。 pic.twitter.com/h9wkKotUbj
宇治のお茶を堪能するなら「祇園 北川半兵衛」がオススメです。文久元年創業の宇治抹茶問屋のお店だけあって、多種多様なお茶とお茶を使ったスイーツがあります。お茶の飲み比べが楽しめる「茶詠み」はおもしろいメニュー。一口菓子も付いています。
どのデザートもお茶がセットになっていて、お抹茶・煎茶・焙じ茶・和烏龍茶・和紅茶・珈琲などから選べます(お菓子によって選べるお茶の種類は異なる)。
18時からは「夜カフェ」タイム。お茶はもちろんお酒もいただけ、昼間とはちょっと違った雰囲気で楽しめます。
【詳細情報】
祇園 北川半兵衛|公式サイト
住所:京都市東山区祇園町南側570-188(GoogleMap)
アクセス:「祇園四条駅」から徒歩6分
営業時間:11:00~22:00
定休日:不定休
京都は盆地のため、夏は暑い日も多くあります。だからこそ「涼」を感じられる川床料理や和菓子が生まれたのかもしれませんね。この夏、バスに乗って京都へ出かけてみるのもオススメです。
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